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複写機・プリンターの給紙部においては、その機構として、紙を確実に一枚ずつ送るためにパッド方式や、より信頼性の高いＦＲＲ方式が採用されていますが、(右図参照)ここで使用する給紙ロールに対しては、メンテナンスフリーで使用可能な高耐久性であることが求められています。
メンテナンスフリーであるためには、外径の摩耗量を最小限に抑え、摩擦係数を維持しなければなりませんが、主流となっているＥＰＤＭ材質では通紙数３０万枚が限界であり、お客様の求める目標通紙数１００万枚とは大きな乖離がありました。
そこで、飛躍的な耐久性能を実現するために、ベース材料として当社の配合技術が活用できるポリウレタンを採用し、更に、機能発現に重要なファクターである独特の美しい表面形状効果を加えることにより開発を進めました。こうして完成したポリウレタン給紙ロール「ＲＵＦＡＳＳ」は、実機耐久試験でも目標通紙枚数まで安定した摩擦係数が維持され、１００万枚通紙以降もその性能が持続して発揮されています。